たんぱく質(アミノ酸)はどれくらいとればよいのか
たんぱく質は体を作り、維持していくうえに欠かすことができない栄養素です。保存期腎不全のときは腎不全の進行を遅らすためたんぱく制限が必要ですが、透析療法では透析によりたんぱく質(アミノ酸)が失われるため、一般の成人(1日/1sあたり1gのたんぱく質を必要とする)と比較して多くとる必要があります。しかし、たんぱく質を取り過ぎるとリンやカリウムの摂取も多くなるため理想体重1日/1sあたり約1.2gのたんぱく質をとることをおすすめします。たんぱく質には動物性たんぱく質(肉類、魚、卵など)と植物性たんぱく質(大豆、穀類など)がありますがバランスよくとるとよいでしょう。
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